「車検代が高い」
「車検に出すならどこが安い?費用を少しでも節約したい」
こんな悩みを抱えている方に役立つ情報をお届します。
記事を書いている私は、地方に住む兼業主婦です。
車検費用が安くなる方法を調べて一番安い方法で車検に通したところ、7万円の節約に成功しました。
このブログでは車検費用の中で節約できる部分とできない部分、そして節約する方法を説明します。
FP事務所を舞台に3人のキャラクターがメインとなってお金や経済の知識をわかりやすく解説していきます。

左✩吉永所長…真面目で腕利きのFP事務所所長
中☆夏美さん…新人FP。明るく元気でちょっと天然
右☆三好さん…ごく普通のサラリーマン。妻子持ち(娘 4 歳)
この記事を読むことで、高い車検費用を安くおさえることができ、浮いたお金を貯金や投資に回すことができます。
車検でコストを抑えられる費用と抑えられない費用の解説

ディーラーから連絡があったんだけど、軽自動車の車検で見積もりが8万円らしいんだ。
それに部品交換があればもっとかかるみたいで。
定期的に点検もしてるからもっと安くできると思っていたんだけど。
ぜひ教えてください。
国または保険会社に払う「法定費用」と、整備工場に支払う「点検・整備費用」です。

”出典:Rakuten Car 車検HP 車検お役立ち情報 車検の仕組みのおさらい”
- 自動車重量税
- 自賠責保険料
- 検査手数料
車の種類や大きさ、経過年数によって一律で決まっています。 次の車検までの2年分を支払います。
【軽自動車】

【普通自動車】

”出典:くるなび 車・バイク登録手続きナビゲーター 自動車重量税の税額一覧表”
軽自動車は、軽自動車検査協会の「次回自動車重量税額紹介サービス」、普通車なら国土交通省の「次回自動車重量税額紹介サービス」に入力します。
通常2年分を支払います。
- 軽自動車→21,140円
- 普通車 →21,550円

”出典:国土交通省 自動車局 車検を受ける時の費用は?税金等の諸費用(法定費用)”

”出典:国土交通省 検査登録のしくみ 検査登録の運営経費”
- 自動車重量税→5,000円
- 自賠責保険料→21,140円
- 検査手数料 →1,400円 合計27,540円
費用を下げるには、金額の差が出る「法定費用以外」の料金に注目することです。
ということは「点検・整備料金」で車検費用は安く抑えられるんですね!
車検を受けられる5つの場所【メリット・デメリットや違いを比較】

- 自動車メーカーのディーラー
- 民間の整備工場
- 車検専門店
- カー用品店
- ガソリンスタンド
①ディーラーは、車を販売したその車の専門家が見てくれるので整備の質が高いです。
整備工場というだけあって、整備の質は高いです。
良い部品であればメーカーを問わず交換もしてくれて、比較的ディーラーより安いです。
しかし、工場によって料金・設備・技術の差があり良い整備工場を見分けるのが難しいです。

③の車検専門店とは何ですか?
国土交通省指定の「指定工場」があり、自社工場内に検査場を持っています。
すべて自社工場で済ませることができるため時間短縮となり、最短1時間で終わることもあります。
料金設定も明確です。
カー用品店は、店舗に商品が置いてあるので、安く部品交換ができます。

安さ・・・◎1~2万円 ○2~3万円 ×4~5万(法定費用を除く)
早さ・・・◎1時間~半日 ○1~2日 ×2~3日
安全性・・◎予防整備がある ○基本的に車検に通る整備のみ
車検でコストを抑えられる「点検・整備費用」を各社で見積もり比較

実際に業者別で比べてみましょう。
ディーラー車検の見積もりで8万円ということは、点検・整備費用は5万円以上かかるということですね。
80,000円ー(法定費用)27,540円=(点検・整備費用)52,460円
他の業者の点検・整備費用はインターネットでも簡単に調べることができます。
お店によっては「車検基本料金」や「法定点検料」と記載されています。

”参考:車検のコバックHP メニュー&料金”
”参考:イエローハットHP 車検価格表”
”参考:楽天Car車検 エネオス車検”
ところで、車検というと業者に依頼する方法を思い浮かべると思いますが、自分で受ける「ユーザー車検」があるのを知っていますか?
手続きも全て自分で行います。
業者に依頼しないので点検・整備費用が0円で、法定費用しかかからず「ユーザー車検」が車検を1番安く抑える方法です。
しかし費用をとても安く抑えられる分、全ての手続きを自分で行うので難易度が高いです。
これについてはまた詳しく説明しましょう。
値段は安く抑えたいけど、難易度が高いんですね。
今回は車検専門店にしようと思いますが、次回ユーザー車検の方法を教えてください。
- 節約できるのは「法定費用」以外の部分
- 業者に依頼するなら「点検・整備費用」が1番安くスピードも早い車検専門店がおすすめ
- 最も安くする方法は自分で受けるユーザー車検▶次回この方法をご紹介します