2020年06月22日

関係ないと思っていませんか?確定申告は身近な存在

先週、社長気分が味わえるとして個人事業主というあり方をご紹介しました。その際に出てきた…「確定申告」 今週はこの「確定申告」を分かりやすくご説明します。でも…「個人事業主じゃないから確定申告なんて関係ない」と思っている方いませんか? そんなことはありません!! 以前にお話しした株取引での利益が20万円を超えた場合や、年収が2000万円を超えている場合はサラリーマンでも確定申告が必要です。 「そんなに稼げていないし…」と思っている方も!以前から何度もご紹介している「医療費控除」もそうですし、生命保険料の控除やローンでマイホームを買った時の控除など、上手に活用すれば確定申告はお得なことが沢山です。 しかも、年金で生活するようになったら誰でも確定申告しなければなりません。厳しく先の見えない時代、今や本業1本に絞るのは危険とされ、副業をしている人も増えてきています。 副業の収入が年間20万円を超えれば確定申告が必要となってきます。例えサラリーマンだとしても、今後ますます身近になってくるであろう確定申告。知らずにうっかり申告せずにいると、高額な延滞税や加算税を追加されてしまうことになります。これを機に、一度しっかり押さえてみませんか? 

【確定申告って何?】

確定申告とはそのままずばり税金の申告手続きのことです。個人が行うもの、企業などの法人が行うものに分かれます。今回は個人が行う確定申告をご説明します。 

【私たちが行う確定申告】

私たちが個人で行う確定申告は、その年の1月1日から12月31日までの期間内の収入・支出、医療費や家屋の新築・増改築・売買、盗難や火災、寄付、扶養家族状況などから所得を計算するものです。これらを計算した申告書を税務署へ提出することで、自分の納めなくてはいけない所得税額が決まります。要は所得税額を決めるために確定申告はするのです。申告する時期は、毎年2月16日から3月15日までの1か月間です。つまり2012年分の確定申告は2013年の2月16日から3月15日までにするということです。 

【どうやってするの?】

確定申告は申告書を作成して、税務署へ持っていくか郵送することで出来ます。申告書ですが、今は税務署で用紙をもらいに行かなくても、国税庁のウェブサイトで作成することも出来ますし、e-Taxというシステムを使えば、インターネットを経由して書類を送って申告できます。 以上が確定申告の基本中の基本です。明日はどんな人が、どんな時は確定申告をしなければいけないか見てみましょう。

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